「人口問題」【日本人】が、消滅する!?
皆さんは、日本の少子高齢化が進行している報道を何度も見ていると思います。
でも、今後の状況はもっと深刻化かもしれません。
国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口」(2017年)によると、2053年に9924万人、2065年には2020年に8807万7000人、2100年に5971万8000人、2115年には5055万5000人にまで落ち込むと発表しています。
2100年に現在の人口(2020年:1億2622万7000人/国勢調査)の半分以下になるのもびっくりしますが、注目すべきは、
■ (2100年)5971万人 ⇒ (2115年)5055万人
と、「たった15年間で916万人が減少する」ということです。
15年間で大阪府以上の人口が喪失される計算となります。
現在、日本の出生率(2019年)は、「1.36」。
一世代ごとに半減するよりは、少しペースが遅い程度。
でも、「実際は、そんなに人口は減ってないでしょ?」と思われるかもしれませんが、それは高齢化が進んでいるからです。ところが高齢化は人間の限界寿命から近い将来止まります。そうなると、日本の人口はみるみる減っていくようです。
怖いのは、この先です。国立社会保障・人口問題研究所の推計をさらに見て行くと、日本人は2220年に1026万人、2320年に275万1000人、2900年には1000人にまで減ると見込まれているそうです。ここまでくると日本人は消滅するとなるのですが、こんな先の話はだれも予想できないですよね!
でも、大事なのは、これから40年ほどで日本の人口は3800万人の減少に見舞われると予想されていることです。
今、若い人の結婚数が激減しているのを知っていますか?(こちらは、後日に譲ります。)
日本は世界の中で最速で人口減少が進んでいく国と言われてます。社会保障制度も現行のままでは、耐えられないでしょう。私たちは、これから来る状況に備えていくべきではないでしょうか?