ピカタのベターライフ

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(その2)【株価が下がっても儲かる!?ドルコスト平均法】「株式投資」長く持てば、だれでも勝てる唯一の方法!そして、[インデックス投資]

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株式投資

 

前回、「ドカンと儲けようとする人は失敗するすることが多く、計画的に投資する人は着実に資産を増やしていく。」というお話をしました。

 

前回の記事(その1):https://piccata.hatenablog.com/entry/stock01

 

今日は、少し掘り下げていこうと思います。

 

株式や仮想通貨に投資したことがある方は経験したことがあると思うのですが、買った株や仮想通貨が上がっている時は、1時間おきに価格を見たくなるのに、下がりだすと意気消沈し、数日下がるともう価格を見たくもなくなるものですよね!

 

 

「人の行く裏に道あり花の山」

 

という株の格言があります。

 

株は安く買って、高く売るのが王道

 

 ・ ・ ・ つまり

 

みんなが売っている時に買って、みんなが買っている時に売る。

 

 ・ ・ ・ これって、本当に難しいのです。

 

なぜなら、株が上がっている時は、欲が出て余裕資金をすべて投入したくなります。

ところが、一度いい目を見ると、株が下がり始めても売れなくなります。

その後、株価が底をついて、「今買ったら、きっと儲かるな!」と思うときには資金がありません。

 

 ・ ・ ・ 「こんな愚かな人っている?」って思われるかもしれませんが、

        私が証券マンだった時、アクティブ運用をする人の8割は、

        この様な行動をとっていました。

 

 

では、どうしたらいいのでしょか? ・ ・ ・

 

 

その答えは、ドル・コスト平均法です。

 

元々は為替相場のリスク回避法として使われていたのですが、株、FX、仮想通貨など、価格の変動する金融商品なら全てに応用が可能です。

 

ルールは、とてもシンプルですので、初心者からプロまで使えます。

 

 

ドルコスト平均法のルール

 

毎月(または毎週)一定金額を購入する。

 

 

 ・ ・ ・ 「はああ?」って思いますよね!?

 

そうなんです!シンプルで明快なため、失敗しないのです。

 

 

ドルコスト平均法の運用例

 

例えば、2022年1月より半年間、毎月Aという株を月末に10万円づつ買うとします。

株価は、1月末:1,000円、2月末:750円、3月末:600円、4月末:700円、5月末:80

0円、6月末:900円、だったとして、半年間の購入履歴を見ますと、

 

● 1 月[ 株価:1,000円 ] 10万円÷1,000円 =100株(購入)100,000円

● 2 月[ 株価:   750円 ] 10万円÷   750円 =133株(購入)  99,750円

● 3 月[ 株価:   600円 ] 10万円÷   600円 =167株(購入)100,200円

● 4 月[ 株価:   700円 ] 10万円÷   700円 =143株(購入)100,100円

● 5 月[ 株価:   700円 ] 10万円÷   800円 =125株(購入)100,000円

● 6 月[ 株価:   900円 ] 10万円÷   800円 =111株(購入)  99,900円

 

【買付合計金額:599,950円】【買付合計株数:779株】【平均買付単価:770円】

 

 ・ ・ ・ では、6月末の評価金額は?

 

900円(6月末株価)× 779株 = 701,100円 と、【 101,150円 儲かっています。

 

 ・ ・ ・ どうですか?

 

1月末に株を買い始めた時が株価1,000円で、6月末の株価900円と100円下がっているのに、10万円儲かっています。

 

もし、1月末に株をまとめて60万円買っていたら、6万円の損です。

 

買い方が違うだけで、半年で両者に16万円の差が出てしまいました。

 

では、この続きは、また後日 ・ ・ ・