本格フランス料理なのに簡単にできちゃう!「濃厚!エビのビスクスープ」
先日、我が家の長女がはたちの誕生日を迎えたお祝いに、ザ・ペニンシュラ東京で食事をしてきました。
久しぶりにいいホテルならでわのホスピタリティーを受け、優雅な時間を過ごせました。
食後に、バレーサービスを待っている間、子供たちに「今日の料理で何が一番おいしかった?」と聞いたところ、二人とも「ビスクスープ!」って言っていたので、だったら家で作っちゃおうと思ったわけです。
そうは言っても、「ビスクスープ」は本格的なフランス料理で正統派の作り方を真似すると、ゆうに1時間以上かかってしまいます。
いろいろなレシピのいいとこ取りをして、手間をかけずに濃厚なスープに仕上げましたので、紹介します。
調理時間 : 30分
【レシピ】(4人前)
[A] 玉ねぎ(みじん切り):半個
[A] セロリ(みじん切り):30g(あさつき等、薬味系の野菜で代用可)
[A] 人参(みじん切り):半個
[B] 塩:小さじ4分の1
[B] 胡椒:適量
[B] コンソメ:1個
・有頭海老の頭と殻:6~8尾(← 量のイメージです。頭がなかったら殻を多めに)
・植物油:大さじ2杯
・白ワイン(料理酒):200cc
・水:600cc
・カットトマト缶:200cc
・生クリーム:200cc
※ ビスクスープは、元々、海老の廃材料理ですので、いい海老を買う必要はありません。赤海老なら、有頭で6匹:400円程度。十分美味しいです!
【作り方】
1.有頭海老の頭と殻をかるく洗い(ミソは流さない様に)フライパンに入れ、乾煎りする。(油はねしない様に、水分を飛ばす。)
2.鍋に植物油を入れ、中火で5分程炒めます。
■ 5分ほどすると、オイルに香りが移り、赤く色付きます。
3.[A]を加え、中火で玉ねぎがしんなりとするまで炒めます。
4.白ワインを入れ、強火で2分煮詰めます。さらにトマト缶と[B]を入れ水を注ぎ、10分程煮込みます。
5.裏ごし器を使い、木べらで裏ごしします。
■ こし汁は、こんな感じです。
6.こし汁に生クリームとパセリを加え、鍋で沸騰させる。
(もし、むきエビの使い道がない様でしたら、ぶつ切りにして一緒に1分程茹でると、海老の食感も味わえます。)
■ 完成です。
海老の香りが濃厚で、とってもおいしいです!